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2011年02月08日(Tue) 【No Title】 村上春樹の作品の中で唯一手をつけていなかった一冊を読みはじめた。 「アンダーグラウンド」 1Q84を読んでいろいろと考えることがあった以上、この作品は通らなくちゃいけない道だと思って。 まだ4分の1も読んでいない。 でもこれを読むのはすごくすごく辛い。 これはフィクションなんかじゃない。 現実に起きたことなんだ。 本当にぞっとする。 過去なんかじゃなくて、紛れも無く私が生まれた後に起きた事件で、ニュースで何度も目にしてるんだ。 読んでいると頭がくらくらしてくるし、涙がぽろぽろ出てきた。 でもそんな自分が許せなくて腹が立つし余計に涙が出る。 所詮私は第三者として見ているんだって。 この涙は偽善なんだろうって。 悔しい、自分が本当に悔しい。 こうならなくて良かったと思う気持ちが確実に心にあるんだ。 ひとつ。 この本には村上春樹という人間がすごく人間らしく表れているように思う。 普段の作品やエッセイからは感じとれないくらいに。 私が今までこの一冊を読まずに村上作品を読んでいたことは、ある意味純粋に作品を受けとっていたということなんだと思う。 正直に言うと私はほっとした。 「あの」村上春樹だって、こう考えることがあるんだ、って。 10:10 コメント(0) [コメントを書く] 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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